こんにちは!Taiです!(@tantakataitai)
皆さんは中国語を勉強されているでしょうか?
中国語を勉強している理由は何でしょうか?
僕はかれこれ中国語を勉強して約5年になり今では日常会話以上は話せる程度になりました。とはいえ5年間も継続して中国語を学習するにあたってやはりこの根幹部分の理由がとても重要だと感じています。
というわけで今回はこの5年間中国語を勉強した経験を通して得られたメリットなどを紹介していきます。
大学の第二外国語で最近勉強し始めたという方もいれば仕事で中国語を使っている方など様々な方がいらっしゃると思いますが、そういった方に参考にしていただけたらと思います。
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2021年についにHSK6級を230点で取得しました。
もしよければ上記の記事もあわせてご覧ください。
①圧倒的な話者数と地域メリット
まず定義付けとしてこれから言う中国語を中国の標準語である「普通話」として説明していきたいと思います。
というのも中国語といえど北方語、広東語、閩南語など様々な種類があり一概に一つを指すことができないからです。(ここではその中で一番使われている「普通話」いわゆる「マンダリン」を基準に説明させていただきます)。
結論から言うと中国語は世界で一番話されている言語の1つで間違いはありません。
こちらを見ての通り母語話者の数は約13億7000万人でありその中でマンダリンを話せる方の数は約9億人に迫る勢いになっております。
地域
ご存知の方もたくさんいらっしゃるでしょうが、中国語はもちろん中国国内でだけで使われている言語ではありません。
台湾やシンガポール、香港、マカオ、マレーシア、さらには中国人コミュニティがあるアメリカやニュージーランド、オーストラリアなど世界中の様々な国で中国人の方が生活されています。
以下の図は中国語の話者が100,000人以上いる地域に色が付いており色が赤に近づくほど話者数が多いことを示しています。
特にアジアでの中国語の影響力が飛び抜けていますね。
また個人的な経験ですが、僕自身以前イギリスに留学に行っていた際の語学学校のクラスメイトが皆中国人だったり、エジプトやケニアなどでも中国人旅行者や現地で仕事をされている中国人の方を見かけることもたくさんありました。
また、ルワンダのとあるカフェで休憩していた時にルワンダ人の店員さんに声をかけられました。聞くと彼は今後中国に留学に行くのでどの大学がオススメなのか、であったり現地でどのように生活したいのかとかを聞きたかったそうです。
このようにアフリカ大陸の方が中国に留学すると言うケースが最近多いようです。
ちなみに余談ですがルワンダから中国の広州までの航空券が直前で予約したにもかかわらず片道でたった40,000円でした。(正確にはルワンダ→エジプト→中国です)安い!
中国とアフリカの行き来も活発になっていること示していますね!
一帯一路
また、中国は2049年(建国100周年)を目標に以下の図の「一帯一路」構想の実現を目指しています。
「一帯一路」とは、 一帯(シルクロード経済ベルト)と一路(21世紀の海のシルクロード)のことであり、これらの結ばれた地域でインフラ投資や資金の往来、貿易を促進させる計画のことを指しています。
2049年と言うとたった約30年後でありこの計画からもわかるように中国は今後世界でさらに大きな力を持つ国となるのは間違いありません。
このような状況下で今後中国人とビジネスをする機会も増えるでしょう。そういったことを予測し先回りで中国語を勉強するのも良いのではないでしょうか。
②中国初のサービスに触れられる
今や世界的なIT国家になった中国。
世界の時価総額ランキングでも中国のIT企業が上位を占めることが多くなってきました。
中国初のサービスが多くなっている中で中国語ができるとこういったサービスにも触れることができますし、人生が豊かになると言っても過言ではないでしょう。
(もちろん中国語ができなくても設定言語等の調整でこういったサービスを使用することができますがすべてのサービスが言語対応をしているわけではない、という前提での話です)
ITサービス
ご存知の方もたくさんおられるでしょうが中国にはこのGAFAに匹敵するIT企業がありそれらまとめてBATHと呼ばれています。
中国のオンラインショッピングや検索エンジン、決済などこれらのITサービスを使用できると世界が確実に広がるのでとてもオススメです。
これまで使用している中国外のサービスと組み合わせて利用することで欲しい情報や物により早く、正確ににたどり着けるのではないでしょうか。
また、ここで取り上げるには量が多すぎて挙げきることができないのですが、普段の生活で使用している様々なサービスは実は中国発のものとなっています。
上記で取り上げたBATHについてもっと気になる方は以下の2冊を読んでみてください。
GAFAと比較する形で書かれており、どちらも網羅的な良書なのでとてもオススメです!
スマートフォンなどのハードウェア製品
例えば最近日本で取り扱いを始めたXiaomi のスマートフォンいやカメラの画質がいいファーウェイのスマートフォンなど。
有名どころで言えば、Huawei、Oppo、Vivo、Xiaomiなどがあります。
最近日本でも正式に取り扱いされるようになったXiaomiスマホ。
高コスパ高性能で人気となっています。
高コスパで安定感のあるOppo。
最近の機種にはGoogleが導入されなくなったこともあり購入数は落ち込んでいますがカメラ性能やコスパなどでも最上位クラスのファーウェイ。
中華製のスマホと言えばとにかくコスパが良くて性能が良いと言うことではないでしょうか。
コストの面ではまさにアップル製品殺しですよね。
余談ですが日本では世界でも珍しくiPhone使用比率がAndroidよりも多いです。
iPhoneがダメというわけではありませんが、Android機種では同じ金額を出してより良い性能が得られるスマホももちろんあります。
ぜひ視野を広げるためにこういった中華製のスマホにも目を向けてみてはいかがでしょうか?きっと良い買い物ができるんではないかなと思います。
製品発表会などの情報はすべて中国発なので、より早く動向にキャッチアップして情報収集をするためにも中国語は活きて来るのは間違いないでしょう。
豊富なエンタメコンテンツ
中国のエンターテイメントコンテンツは種類も豊富でクオリティーが高いものがたくさんあります!
日本のAmazon PrimeやAbemaTVなどでは決して放送されることのないような中国のドラマなどがたくさんあります。
またエンターテイメントコンテンツなどを通して中国語を勉強できるだけではなく、中国の歴史や文化、価値観、グルメ、ビジネスなどを学びはたくさんあると思います。
ぜひこの機会に以下紹介するようなサイトを活用してみてはいかがでしょうか。
・爱奇艺
ドキュメンタリーや映画バラエティー番組など幅広いコンテンツを楽しむことができます。
・哔哩哔哩
bilibiliは日本のニコニコ動画このような動画サイトです。
・优酷
こちらのサイトもオススメです!ぜひご覧ください。
ちなみに上記のサイトに直接アクセスしなくてもYouTube上で無料の中国語ドラマや映画を見ることもできます。
以下の記事で紹介しているので是非ご覧ください。
③多面的な視点が得られる
これはどの言語を勉強していてもそうなのですが特定の言語を勉強するとその国のことをより良く理解することができます。
これが意味するのは自分の母国語で書かれた情報だけでその国の印象を決めつけるのではなくて、それを発信している国の情報をその国の言語を用いて知ることができます。
少し抽象的なので中国を例にして言うと、
日本から発信される中国関連のニュースだけではなく、中国国内のメディアから直接中国関連のニュースを拾えるようになると、より多面的な見方ができるようになり正確な情報にたどり着く可能性が高くなるということです。
と言うのも、メディアと言うのはどうしても一国の歴史や価値観などから生み出された偏見や固定観念を含んでいる場合が多く、より中立的な情報を得るには複数の言語を駆使するしかないのです。
実際アメリカや西洋のニュースを見ても中国に対してある程度のネガティブなイメージを前提にして語られることが多く、それが反中国的な感情を作り方しているんじゃないかなと思うことがたくさんあります。
1つの国の言語のフィルターを通して得られた情報だけではなくてより多くの言語で紹介されている情報を参考にするとより固定観念や偏見が少ない情報にたどり着けるのではないでしょうか。
いかに中国国内のの情報を得るために使えそうなサイトを載せておきましたぜひ参考にしてください。
・今日头条
・百度新闻
・微博
中国版Twitterのようなサイトです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
言語は1度習得すると一生使えるコスパ最強の道具です。
自分の視野を広げるためであったりよりたくさんの情報収集など生活日常生活にたくさんのメリットをもたらしてくれると思います。
もちろんこれは中国語を学習するに限った話ではなく話者の多い英語やスペイン語、ヒンディー語、アラビア語、フランス語などでも共通すると思います。
1度きりの人生をより豊かにするためにぜひこの機会に中国語を学んでみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました!
以下記事で中国語をお金をかけずに勉強する方法を紹介しています!
東京で中国語の本を購入できる場所も紹介しています。こちらもぜひご覧ください!
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