アフリカ最大級スラム街「キベラスラム」の実態とは?

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みなさんこんにちは。

たい吉(@tai_ki_chiです。

「スラム」とはどんな場所かご存知でしょうか?

スラムとは簡潔に説明すると、失業、生活費の高騰などの理由で都市部に住むことが経済的に困難な人々が集まって住んでいる場所です。

 

過密で不衛生な環境な上、治安が悪い傾向があリ、麻薬や犯罪、自殺、アルコール依存者が多いという現状があります。

世界のスラム街でいえば、カイロ(エジプト)、ケープタウン(南アフリカ共和国)、カラチ(パキスタン)、ムンバイ(インド)など様々な大都市にスラム街は形成されています。

その中で今回はアフリカ大陸最大規模、ケニアの首都ナイロビにある「キベラスラム 」の実態を訪れた実体験から紹介していきたいと思います。

キベラスラム の行き方

原則として、キベラスラムへは絶対に一人では行かないこと、そして現地人(できればキベラスラムの住民の方)と一緒に行きましょう。

今回はキベラスラムの住民の方が実際に案内してくれる、”Agape Hope for Kibera Slum Tours”

に参加しました。申し込みは上記リンクのFacebookページから運営されているCollinsさんにメッセージを送るだけで参加できます。

 

参加費の合計はは2200シリング(約2200円)でこれにはナイロビ市内からの交通費が含まれています。

当ツアーは全て英語なので、もし日本語ツアーに参加したい方はスラム内にマゴソスクールを設立された早川千晶さんが開催されているスタディーツアーもチェックしてみてください。

詳しくはこちら

キベラスラムとは

キベラスラムはナイロビ市内中心部から約6kmにあり, 2.5km四方のスラムです。

人口約15万人とされていたり、50-200万人とも言われているなど、正確な統計が取れていないので人口はどれくらいなのかはわかりません。

 

 

▼キベラスラム の場所はこちら

 

キベラスラム歩き

今回案内してくれたのはキベラスラム在住のDawnさん。

彼はキベラスラムでは顔を知らない人は殆どいない、というほどの有名人でスラム内にある学校の運営や音楽活動をされています。

ちなみに、Youtubeには彼がキベラスラム内で撮影したミュージックビデオもあります!

メロディーがキャッチーでハマります笑

というわけでDawnさんに一通りスラム案内をしてもらいました。

ツアーの目的はキベラスラムの現状を知ってもらいたい、ということなのでありのままの様子を紹介していただきました。

スラム街を歩いていると、腐った匂いが漂っていたり、あちらこちらにゴミが散乱しています。

ゴミ山に犬やヤギが群がる不衛生な空間

少し歩いていると線路がありました。

今は使われていないこの線路の両脇には小さな売店がたくさんあり、食料品や小物が売ってました。

写真こそ取れませんでしたが、路地裏の小道を案内してもらった時に、1つの場所に通り掛りました。

そこでは大きなタルがいくつもあり、その中に熱せられていた液体が満タンに入っていました。

「これは何か」?と聞くと、どうやら麻薬?のような成分を水とアルコールに溶かした物を作っているとのことでした。これにより、気分が高揚したりするとのこと。

前述のように、キベラスラムには失業や経済的に困難な状況に陥った方々が住んでおられ、中には悩みを抱えて多大なストレスを感じている人もおられます。

そんな人々がストレスから逃避できる娯楽としてこういった物が作られているのだとか。

雇用の提供などのより根本的な問題を解決して行かない限り、住民の方々はこうした害のある物を摂取し、健康被害などの二次被害が起こってしまうのではないでしょうか?

そういった単純な問題ではないにせよ、少し考えさせられる光景でした。

 

そんなキベラスラムの貧困で不衛生かつ劣悪な環境ばかりが見受けられますが、スラムでは音楽がガンガン鳴っている賑やかな雰囲気で、出会い頭に挨拶やハイタッチをしたりというように、人同士の繋がりの強さつまりコミュニティーの強さがよく見られました。

家・学校訪問

Dawnさんの家を訪問させてもらいました。

普段はあまり電気が通らず、水は近くに行って汲んできたりする生活を送っているということです。

次は学校。

訪れた時は休日で学校はやってませんでしたが、特別に中に入ることができました。

これまで様々なNPOやボランティアの方々が学校の運営(建設や教師など)をされてきました。

学校の壁にはこれまでボランティア活動に携わった方々の名前が書いてました。

外国人が珍しいのか、興味津々の子供。

学校の裏では大きな広場があり、子供達はサッカーをしていました。

こちらのユニフォームなどは団体からの寄付でいただいたとのことです。

スラム内にはこのように子どもが多く、至って平和な感じがしますが、実は両親を亡くした孤児、元ストリートチルドレン、虐待を受けた子どもたち、労働をしていた子どもたち、病気のこどもたち、といった様々なバックグラウンドを抱えた子供たちも中にはたくさんおられます。

こちらの学校以外にも、子供たちに職業訓練などを提供するマゴソスクールという学校があるのでそちらもぜひご覧ください。

市場

キベラスラム内に迷路ともいうべき大きな市場がありました。

スラムの住民はこちらの市場にて食料品や服などの物を買出ししているとのことです。

最後に

上記に取り上げたのはキベラスラムの生活のごく一部にしか過ぎませんが、個人的には人と人との繋がりの濃い、あたたかいコミュニティーが形成されている活気のある場所だと実感しました。

そんなスラム街の中には、ナイロビ市内へ出稼ぎに行かれている方、音楽活動をしている方を含め、様々なバックグラウンドの方々が生活されており、「スラムは怖い場所だ」といった漠然としたイメージが壊される経験ができました。

ぜひ機会があれば訪れてみてください!

 

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